ブラウザは利用制限できるの?閲覧できるサイトを制限する方法
インターネットは大人だけでなく今では子供も利用しています。
そこで、子供に悪影響を与えるようなサイトを見ないか親は不安になりますよね。
そこで、インターネットの閲覧で利用するブラウザでも閲覧できるサイトが制限できます。
そのような機能は一般的に「フィルタリング機能」と呼ばれ、パソコンやスマホで閲覧できるサイトが制限できるのです。
ということで今回は、ブラウザで可能なフィスタリング機能(利用制限)の設定方法をご紹介していきます。
1.「フィルタリング機能」とは?閲覧できるサイトが制限できる機能
まず「フィルタリング機能」とは問題があるサイトの閲覧を制限できる機能です。
インターネットは誰でも簡単に利用できるので、小学生くらいの子供でも閲覧できますよね。
また、オフィスでも業務に関係するサイトの閲覧なら問題ないですが、業務に関係ないサイトも自由に閲覧できます。
例えば、
- アダルトサイト
- ギャンブルサイト
- 出会い系サイト
- 暴力的なサイト
などのサイトを子供が閲覧したら悪影響があるのは当然ですが、業務にも全く関係ないですよね。
このような問題があるサイトの閲覧を制限できる機能が「フィルタリング機能」になります。
2.Google Chromeでサイト閲覧制限機能を設定する方法
前項でご紹介したフィルタリング機能は回線事業者やプロバイダーでオプション契約すれば利用できますが、ブラウザでも閲覧できるサイトを制限する機能が設定できます。
ブラウザで機能の名称は異なりますが、閲覧できるサイトを制限できるのです。
今回は世界中で最も利用されているブラウザ「Google Chrome(グーグル・クローム)」のサイト閲覧制限機能をご紹介していきます。
Google Chromeのサイト閲覧制限機能
アダルトサイトや出会い系サイトなど、不適切な表現が含まれるサイトを制限する機能は前項で紹介した「フィルタリング」と呼びますが、Googleではその機能を「セーフサーチ」と呼んでいます。
例えば、検索したキーワード自体に不適切な表現がなくても検索結果に不適切なサイトが表示されることがありますよね。そんなときセーフサーチを利用すれば、不適切な表現(アダルトなど)が含まれる検索結果を自動的にフィルタリングしてくれるのです。
パソコンはGoogleの『検索の設定』にアクセスしてセーフサーチをON(チェックを入れる)にするだけで不適切なサイトをブロックしてくれます。
(出典:Google|検索の設定)
さらに、AndroidやiPhoneといったスマートフォン端末でもセーフサーチが設定できます。設定方法はパソコンと同じようにセーフサーチをONにするだけで不適切なサイトをブロックしてくれます。
【Androidのセーフサーチ設定方法】
- Google Chromeアプリを起動する
- 左上のメニューをタップして「設定」→「アカウントとプライバシー」の順でタップ
- アカウントとプライバシーが表示され、「セーフサーチフィルタ」をONにすれば有効になり「OFF」にすれば無効になります。
【iPhoneのセーフサーチ設定方法】
- Google Chromeアプリを起動する
- 左上のプロフィール部分をタップして設定画面に移行
- 「Google アカウント設定」→「検索の設定」の順にタップ
- セーフサーチの選択肢が以下の2つ表示されます。
・最も関連性の高い検索結果を表示:セーフサーチOFF
・不適切な検索結果を除外:セーフサーチON
デフォルトでは「最も関連性の高い検索結果を表示」に設定されているので、「不適切な検索結果を除外」にチェックを入れればセーフサーチが有効になります。
以上のように、Google Chromeではあらゆる端末でセーフサーチが設定できますが、この設定は誰でもできるというデメリットがあります。そのため、子供が使うパソコンやスマートフォンは定期的にセーフサーチが有効になっているかの確認は必要になります。
3.まとめ
インターネットが使えることは便利ですが、誰でも気軽にサイトが閲覧できるので、子供が使う端末にはフィルタリング機能を有効にしておくことが大切です。現代はインターネット上に様々な情報が公開され、中には子供が閲覧したら悪影響を与えるサイトも数多く存在しています。
インターネットを利用するときはブラウザを起動するので、ブラウザのフィルタリング機能を設定しておくことも対策の1つになります。
今回は世界中で最も利用されるプラウザ「Google Chrome」のセーフサーチ機能の設定方法を紹介しましたが、子供が使う端末のセーフサーチは必ず有効にしておきましょう。